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【iPhoneアプリ】『サボテンの花』虐待と予防について考えた。

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【iPhoneアプリ】無料漫画の子供への虐待に関する『サボテンの花』を読み、虐待と予防について考え、まとめた。

あるアプリを探していたところ、たまたま【iPhoneアプリ】無料漫画の子供への虐待に関する『サボテンの花』を見つけ、気になったのでダウンロードして読んだ。
子供がいると、やはり気になるテーマではないだろうか。
私はこれを読んで、自分の認識が一部間違っていたことに気付いて驚いた。

参考サイト・アプリ

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無料漫画『サボテンの花』の内容

無料漫画『サボテンの花』は、iPhoneのアプリで無料配信されている。

ある虐待事件を元に虐待とは何か、周囲はどうすればいいのか、児童相談所の現実など書かれている。
漫画があり、一区切りごとに虐待に関することのポイントがまとめられている。
すぐに読める量である。

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虐待の連鎖は必ずしも続かない

虐待を受けた人の7割は、虐待の連鎖を断ち切って子育てしている
周りのサポートや専門家の受診などで連鎖を断ち切ることができる方法があるのだ。

私がこの漫画を読んで一番驚いたのが、虐待されて育った人が、またその子供に虐待してしまう連鎖は3割程度であるということだ。
連鎖が続くというマイナスイメージをよく聞いていたので、私はそこに驚いたのだ。
私はこのマイナスイメージはよくないことだと思う。
印象としては、今まで「虐待をする人は、運命的なものでしかなく、とても解決しにくいのだな」と思っていたからだ。

虐待の種類

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虐待には、以下の4種類ある。

  • 身体的虐待:なぐったりけったりする暴力を行う。
  • 心理的虐待:「あんたなんか産まなきゃよかった」など心に傷を負うような言葉を子供に言う。
  • ネグレクト:食事を与えない、着替えさせないなど、無視する行為。
  • 性的虐待:接触あるなしに関わらず性的なことに関することを要求、させる行為。

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虐待発見の問題点

通報レベルがわからない

虐待については、周囲から見ると、通報するレベルなのかわからないこともある。
例えば、身体的虐待でも洋服を着ていたら見えないし、心理的虐待や性的虐待は家庭内のみだとわからない。
たいていは、複数の要素で虐待されることが多いらしいが、もし、暴力なしに心理的虐待のみであれば、他人にはわかりづらい。
子供の表情を読み取るなどが必要だと思うが、それだけではやっぱり他人からは判断しにくいことも多いと思う。

もし、虐待らしきものを発見しても、通報するかどうか、悩む人も多いと思う。
逆に親にストレスを与えて、虐待に加速してしまわないかと心配にもなる。
特に虐待ではなかった時、親は自信をなくすんじゃないだろうか、余計にプレッシャーを与えてしまうのではないかと心配になる。

しかし、基準があるので後述する。

児童相談所の職員が少ない

減らぬ虐待、相次ぐ通報で職員疲弊 横須賀の児童相談所の1日

児童相談所も大変らしい。
通報が多いのに職員の数が少なくて対応に追われている。

訪問しても親に接触できない

虐待の通報があり児童相談所が何度も訪ねても保護者に接触できなかったりする。
このように接触できないためなかなか解決に至らないこともあるのかなというイメージが強かったが、法律では、児童相談所が疑われる過程に踏み込むことができることになっている。

児童虐待の防止等に関する法律

(立入調査等)
第九条 都道府県知事は、児童虐待が行われているおそれがあると認めるときは、児童委員又は児童の福祉に関する事務に従事する職員をして、児童の住所又は居所に立ち入り、必要な調査又は質問をさせることができる。この場合においては、その身分を証明する証票を携帯させ、関係者の請求があったときは、これを提示させなければならない。
2 前項の規定による児童委員又は児童の福祉に関する事務に従事する職員の立入り及び調査又は質問は、児童福祉法第二十九条 の規定による児童委員又は児童の福祉に関する事務に従事する職員の立入り及び調査又は質問とみなして、同法第六十一条の五 の規定を適用する。

児童相談所と警察、合同で子どもを強制的に保護する訓練

このような訓練も行われている。

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虐待を見つけたら通報義務がある

私たちには、「児童虐待を受けたと思われる児童」を発見したら、通報義務がある
また、間違っていてもて刑事上、民事上の責任を問われることは基本的には想定されないとされている。

子ども虐待対応の手引き 第3章 通告・相談への対応

通告の対象となる子ども
平成16年児童虐待防止法改正法により、通告の対象が「児童虐待を受けた児童」から「児童虐待を受けたと思われる児童」に拡大された。これにより虐待の事実が必ずしも明らかでなくても、子どもの福祉に関わる専門家の知見によって児童虐待が疑われる場合はもちろんのこと、一般の人の目から見れば主観的に児童虐待があったと思うであろうという場合であれば、通告義務が生じることとなり、児童虐待の防止に資することが期待される。
 なお、こうした通告については、児童虐待防止法の趣旨に基づくものであれば、それが結果として誤りであったとしても、そのことによって刑事上、民事上の責任を問われることは基本的には想定されないものと考えられる。

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虐待をしてしまう親のサポート

虐待なんてしたくないのに、やってしまう。子育てが辛くて仕方がない。
そんな親がどうすればいいのか。

身近に相談する人はいないか

自分の身近な人(妻、夫、両親、友人)などで相談できる人はいないか。
多分、相談できるのなら相談しているだろう。
相談できないのは、自分がひどい親だと思われたくないから、言ってしまったら非難されると思うからだと思う。

市町村、児童相談所、福祉事務所に相談する

市町村、児童相談所、福祉事務所にも相談してみる。
ここでは、市町村、児童相談所、福祉事務所から「この人は虐待する親」という烙印が押されるのではないかと心配する人がいると思う。

しかし、現時点のことを考えるのではなく、未来のことを見て考える必要がある。
早期に相談すれば、市町村、児童相談所、福祉事務所から気にもとめてもらえるし、改善だってしやすいと思う。
もし、この時点で身近の人間から「なんで相談するんだ!周囲は迷惑だ!(虐待する妻や夫、子がいると烙印が押された!)」と思うようであれば、そのことも市町村、児童相談所、福祉事務所に相談すべきだし、いったんその人たちから離れる覚悟も必要だと思う。

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もし、近くで虐待で事件が起きたら・・・

もし、自分の家族であった場合や、もし、近くで虐待が起こった時、どう思うだろうか。
なんとなく虐待されているっぽいと感じていたのに、通報していなかった。
あるいは、家族では知っていたのに通報していなかった。
そして、ある日、最悪のことが起きてしまった。
その時、平静でいられるだろうか。

事前に誰かに相談していたら避けられたかもしれない。
通報すれば、子供が助けられ、虐待の連鎖が断ち切られる場合もあるかもしれない。
私たちには、「児童虐待を受けたと思われる児童」を発見したら、通報義務がある

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相談や通報のしやすさも重要

結局のところ、相談や通報のしやすさが最も重要なんだと思う。

最近では、児童虐待の通報は増えている傾向にある。
けれど、やっぱり相談できない、通報しにくいという気持ちもある人もいると思う。

虐待した親と認定されるようで人の目が気になって相談できないとか、近所などで虐待がありそうだと思うが通報していいのだろうか、それによって何か起こってしまわないかと思うこともあると思う。

誰かに相談しても「最悪の事態を防げたのだから、とにかく相談してくれて良かった」と誰もが思えるような社会にならなければならないと思うし、通報によって人間関係が壊れるのではないか、逆恨みされるのではないか、逆に虐待が加速してしまわないだろうか、親が神経質になってノイローゼになってしまわないだろうか・・・というような事後の心配事は全くないのだということを周知させなければならないのではと思う。

今回読んだ『サボテンの花』は、本当にいろいろ考えさせられた。

まだ認識の間違った場合があるかもしれないので、何かお気づきの点がございましたら、ご指摘お願い致します。