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中学時代の悔しいデザイン対決の思い出。模倣コピーについて考えたこと。

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中学時代の悔しいデザイン対決の思い出。模倣コピーについて考えたこと。

中学生の頃、運動会でみんなが応援する時に着るTシャツを作ることになり、美術の先生が生徒にデザインの課題を与えた。

記憶が曖昧だけど、とりあえず最終的に私ともうひとりの生徒の作品が残った。

私はテーマが運動会での応援のためのTシャツであるので、テーマを意識してデザインした。
そして、もう一人の生徒の作品は、模倣だった。
多くの生徒は知らなかったと思うが、私はそのデザインが模倣であるとすぐにわかった。

多数決でもうひとりの生徒のデザインに決定した。
あまり差がなかったのだけど、意見を言ったある男子生徒の言葉は記憶に残っている。
「Tシャツで着るなら、かっこいい方がいいもんなぁ」
周りで、うんうんという感じ。

確かに、模倣したデザインの方はかっこよかった。
だってかっこいいアーティストのジャケットの模倣だったんだもの。

私も着用するなら、かっこいい感じの方がいいなと思った。
だけど、私が制作時に強く思っていたのは、テーマが「運動会での応援」である。
クソまじめにそのテーマについて考え、中学生(得に男子)にウケないデザインをしてしまったというわけだ。

私は「中学生」「運動会」そのようなものにかっこよさを見つけられなかった。
私のデザインはキャラクター的な動物を加えたものだった。
もっとかっこよさを加えたデザインをすればよかったのだ。
男の子も着用するTシャツなのだから、そういうことも考えないといけなかったのだ。
ユーザーのことを考えられてなかった。

その結果を見た後、いろいろ反省し、もう一度チャンスがあればもっと別のデザインを考えただろうと思った。

中学生のことだもの。
別に模倣だって構わないかもしれない。
誰も気づかないし、私も親しい友達には愚痴ったかもしれないけど、そんなことで特に覆ることはないのだ。
逆に「これは○○のパクリなんです」と必死で伝えたところで、「別にいいんじゃない。かっこいいし。多数決で決まったデザインなんだから」で済んでしまう。

だけど、すごく悔しかったなぁ。
オリジナリティのあるデザインなら納得できるけど、パクリだもんなぁ。

そのあと、出来上がったTシャツの記憶がない。
もう手元にもないし、私の性格上、すぐに捨ててしまったのだろう。

ところで、私のデザインは完全なボツにはならなかった。

その美術の先生、担任の先生の今でも私に強く残っている言葉がある。
「あなたは模写とかさせるといいんだけど、オリジナルになると不得意ね。だからそこを伸ばせればもっといいね」

私は将来美術関係を目指したりしていたわけではないけれど、それは突き刺さってくると同時にものすごくしっくりきたのだ。

美術の授業で絵画の模写だったり、風景の写生だったり、そういうのは比較的好きだったけれど、オリジナルで考えて描くものはかなり不得意だった。

だから、Tシャツのデザインの時に余計に悔しかった。
私は模倣は比較的得意な方なのに。だけど、あえて一生懸命オリジナルを考えたのに。なんじゃこりゃ。

結局のところ、運動会の横断幕を作ることになっていて、私のデザインが採用された。
今思うと、確かに横断幕向けのデザインだったかもしれない。
当時、悔しかったけど、冷静になって考えると横断幕の方が大きくていいような気がする。

今でもその先生の言葉は残っているので、素敵なデザインや絵からどこがいいのか考えて、素敵なところは吸収したいと思っているし、いろんなところから吸収したものを表現できればいいなぁと思っている。

Webサイトも大抵見やすい形は決まってきているからレイアウトはよくあるような感じになる。
絵も下手なので、まだまだ個性を出せるような状況じゃない。
だけど、ちょっと自分らしさが出るようなところを足してみるっていう意識を持つよう心掛けている。

[2015/8/23追記]

この記事で『中学生のことだもの。別に模倣だって構わないかもしれない。』
ダメなんですけどね。十分わかってます。私が一番腹が立ったんだもの!
これは当時の他の生徒や先生のあらかたの気持ちだろうと書いたのです。
「あれ○○のデザインと同じなんですよ!」と言ったら、「自分のがダメだったから、必死なのかな」なんて思われただろうし。
そんなふうに何も言えない中学生だったんですよね。
しばらくモヤモヤしてました。